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避難はしごの検証と訓練を実施

年号が平成から令和に変わり、時期的にも暖かくなってきました。
フジゴセイキでは晴天の中、BCPの一環として購入した避難はしごの検証と訓練を実施しました。

今回導入した避難はしごは3階に配備されており、緊急時には3階ベランダから2階バルコニーへ移動する際に使用します。

まずは設置!と意気込んでみましたが、この金属製ばしごはゆっくりと下ろすという手段がありません。手すりに引っ掛けて、固定ピンを外すと重量がある分、ものすごい勢いで落下しました。
非常時に避難器具が壊れては元も子もないので、紐をつけて下ろす等の対策が必要なようです。

また、1階層分であっても結構な長さがあり、更には梯子も揺れるので思った以上に不安定になります。下側で固定する方法も検討する必要がありそうです。

いざ降りてみようとすると、手すりを乗り越える際に踏み台があると良いと感じたので良いものが無いか検討したら、梯子を保管している鉄製の箱がちょうどよい事に気付き、踏み台に利用しました。

避難器具にはさまざまな種類がありますが、2階から避難する時と違って3階からの避難では「すべり棒」や「避難ロープ」が使用できません。
今回は営業管理課での訓練ですが、他部署の訓練も必要だと感じられました。

また、避難はしごの導入に伴い、定期点検やメンテナンスも発生しますので、訓練を定期的に実施する必要もあります。

以上を含め、避難はしごの細かな規定を確認し、緊急時に安全を確保できるよう模索していきたいです。

今回は社内の部門会議の場で提案があった避難はしごでしたが、初めて導入したこともあってか、やってみる事で気付く事が多く、課題が多く見つかりました。改めて行動に移す事の大事さを実感したテストでした。

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