こんにちは、管理人Yです。
フジゴセイキではISOと呼ばれる国際規格を2つ取得しています。以前の記事にも書いたISO14001(環境マネジメントシステム)と、今回のISO9001(品質マネジメントシステム)です。去る8/24から2日間に渡り、認証機関のJQA審査員が2名来社して新規格への適合審査をしっかりと行って貰いました。
余談になりますが、当社の人数規模(20人)だと従来であれば審査員は1名体制になります。今回は審査員の職位が上がる試験の実習を兼ねたいと申し出があったので、特段断る理由も無いので了解しました。嬉しい誤算だったのは、実習に来る審査員を指導するベテラン審査員の指導が当社にとっても非常に勉強になったことでした。
この国際規格の原文は英語で書かれているためか、日本語に直す際の捉え方の違いにより審査員の考えが微妙に異なっている事があります。そのため、他のISO取得企業の担当者と話をしても「前年度の審査員が指摘した事項が、今年度来た審査員の指摘と反対の事を言われる」という事が起こり得ます。当社の認識と同じ場合は問題無いのですが、異なっている場合は規格要求事項のお話からとなり意見が衝突しがちになってしまいます。
しかし、今回のベテラン審査員K氏は過去に例が無い程(見てきたのも10数人程度ですが)の規格理解力、分かりやすい説明力を持ち併せた稀有な人でした。可能であれば今後も定期的に審査をお願いしたいところですが、ご高齢のためか審査員の育成に軸を置いているらしくあまり企業へは来ていないようです。K氏チルドレンのような審査員が増えて貰う事を願うばかりです。
余談が愚痴も入ってしまって長くなってしまいました。
先日、移行・更新審査の合格証である新しい認証登録書が郵送にて到着しました。
今後もISOを用いて社内管理を適切に行っていけるよう、日々改善を続けたいと思います。
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